地震計 (ES シリーズ)
概要
ES シリーズ地震計は、「低コスト・高感度」を核心理念として設計された高精度地震監視機器です。システム全体は高性能三軸 MEMS 加速度計をセンシングコアとして採用し、三方向の地面加速度変化を同時に測定でき、安定した高解像度の地震波形データを提供します。デバイスの外観は軽量コンパクトで、重量はわずか 36.8 グラムで、持ち運びや設置が容易で、様々な場所に柔軟に配備できます。
ES シリーズは特に地震教育・教学デモンストレーション、学術研究、地震監視網の構築、地震学データ分析などの応用シーンに適しています。その設計理念は「手頃な普及」を強調し、より多くの教育機関や研究機関が合理的なコストで高品質の地震観測データを取得できるようにし、地震科学の普及と研究開発を推進します。
機能
- 高精度三軸 MEMS 加速度計により、三方向の加速度変化を測定可能。
- USB Type-C シリアルポート (UART) 経由でコンピュータに接続し、最大 50 SPS のサンプリングレートと 16 ビット解像度のデータを出力。
- NTP による時刻同期により、データの時刻精度がミリ秒レベルに達します。
- 超低消費電力設計で、待機時の消費電力はわずか 0.8 ワット、長期監視に適しています。
- 専用ソフトウェア QuakeWatch-Pro と組み合わせ、開封後すぐに使用可能。